[originalsc]広島の魅力を発信★あすぴーです。
本日は平和公園から徒歩約5分
平和とソーシャルネットを掛け合わせたカフェ【ハチドリ舎】で開催された
マサに聞いてみよう!vol.8 「広島人が自分で広島をガイドできるために」
のイベントへ行って来ました。
◆目次◆
マサさんこと村上正晃さんをご紹介
広島の平和公園でボランティアガイドをされており、
100か国33040人程の案内しています。(2017.10月末現在)
元々の動機は、外国の方と話がしたい❗折り鶴を折るところから始まり、
三登さんに出会ったことからボランティアガイドをされるようになったそうです。
彼の魅力は、
戦争はいけない、いいとどちらかに寄るわけでなく、常に中立な立場で案内をしようとされてる姿勢。
また、平和や現状、何故起きたのかと考えるタイミングを沢山投げ掛けてくれるところでした。
広島人が自分で広島をガイドできるようになるには
マサさんのボランティアガイドを始めようと思った経緯の1つに
外国の方や被爆者の方と関わっていくことで同級生を原爆で亡くされた方のお話を聞かれたそうです。
そこで話をされた内容は「知らない」ことは「忘れてしまうこと」。
つまり、その話をしなかったら亡くなった同級生はいなかったことになるんだと。
話を聞いて、実際起きている問題から目をそらしている自分に気付かれたそうです。
その中でガイドをするときに大切なことは、
1.知ること
2.想像すること
3.行動すること
この3点。
私達も広島にいても話にすることも聞くことも自分から知ろうとしないと、得られない原爆の話となっています。
今回集まられた方もよく知らないなと思われている方が多く参加されていました。
マサさんのガイドを受けてみた。
広島に住んでいると高校までは当たり前のようにある「平和学習」。
実際私も受けた来ましたが覚えてないこと、知らなかったかったことも沢山ありました。
被爆者の定義って?
爆心地ってどこかな?
何故広島だったのかな?
この4点、御存知でしょうか。
考えたことがない内容だったなって思うのが私の感想でした。
県外から来られる方を案内する時、必ず候補に挙がるのは「原爆ドーム」。
原爆ドームを見て終わりになってしまうことも多い中、1つでも先ほどの4点からでも、
違うことでも紹介出来たら広島にいる役目を果たすことが出来ますね。
過去に起こったことの話にプラスして、現在の原爆に対する動き・長崎の話なども絡めてガイドして下さるので、
より現状を知ることも可能です。
ガイドを受けてみて
「現状はもっとひどかった」というお話が印象的でした。
私たちが絵や写真で見ることの出来る原爆関連の情報は、今の私たちが見てもショックを受けないようなものをピックアップされています。
または、世の中なの流れでどんどん簡易的に表現されるようになり、現状を知る機会がかなり減っていることを痛感しました。
被爆者の方もどんどんいなくなっている現状で、私が出来ることは話を聞いておくことやちょっとことでも伝えれる人であること。
それが広島に生まれた役目なのかなと感じました。
これから海外の人も沢山来られる社会になる。そこで「広島出身です。広島に住んでます」って話をするだけで、原爆の話になる可能性も高確率です。
その時にどらだけ話が出来るかなと考える時間でした。
マサさんのガイドを受けるには・・
村上正晃さんHPからも問い合わせが出来ます▶https://www.masaaki7.com/
どんなツアーをされているかはハチドリ舎からの問い合わせが分かりやすいかもしれません▶http://hachidorisha.com/tourist-guide
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会場のハチドリ舎とは
会場となったハチドリ舎は平和公園から近くになります。
そちらでは「人と人 人と社会 広島と世界を繋げるカフェ」として、
平和についての資料も沢山おいてある温かみのあるカフェとなっています。
平和公園に行った際、ちょっと休憩に伺てもいいかもしれません。